
なんだか焼き飯と正面から向き合ってみたいぞということで大阪王将さんへ。過去あんまり良い思い出がなくってリベンジではあるものの心躍る。炒飯という文字だけで白飯が進む。そんなしょーもないことはさておき、ランチタイムのピークに重ならないよう早めにお昼を取ることした。入店から注文までスムースで、すぐに厨房からガコンガコンとうまい音色が響き渡った。先にたまごスープがやってきた。すかさず五目炒飯がやってきて両者とも湯気ぼうぼう。なんだこの素晴らしき光景。
まずはスープから。一口すすって思った。これは何の変哲もないたまごスープだ。それが良い。お口の中の準備体操を終え、選手入場。レンゲですくってみると意外と油のコーティングがしっかりされているタイプなのに、オイリーな感じがしない。そして刻まれた肉たちが良い油を呼んでいる。肉がうまいのは言うまでもないが、そばにいるネギと五目さんが素晴らしい仕事をしている。塩味や胡椒はやや薄目に感じたが、具材のひとつひとつの味を確認できたことに感謝を申し上げたい。ありがとう。
後半戦は卓上のラーメンコショーと酢を入れアクセル全開。茶碗1.5杯程をかきこみながら、ラー油も捨てがたい味変なんだよなと思いつつも、今回は大阪王将さんの炒飯と真剣に向き合うことにした。調味料はあれば使いなければ使えない。あるから使ってしまうのであって“自分好みにする”だけが、炒飯の流儀ではないはず。物価高の波にもまれても生成AIに炒飯が食われても、日本のスタンダード焼き飯は、今後も進化しつづけるにちがいない。690円でうまいチャーハンが食べられることは現代アートなんだなって。

[大森] 大阪王将 大森東口店
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131502/13305753
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